株式会社エアユニットサービス

全熱交換器に関してのQ&A


Q.全熱交換器のエレメントは何で出来ているのですか?

.旧型は、アスベストや難燃紙(紙)等がありましたが現在はアルミ素材です。

Q.ローターエレメントの清掃は必要ですか?

A.必要です
  全熱交換器はローターエレメントの内部を風が通過する事により熱交換をし省エネする機器です。
  エレメントの内部を清掃する事によって、通過風量を維持し省エネ効果を持続します。
  *粉塵やカビ等の臭気が出るのもエレメントの汚れが原因である場合があります。

Q.ローターエレメントを水洗い出来ると聞いたのですが可能ですか?

A.条件が揃えば可能です。
  難燃紙やアスベストは無理です。又アルミローターでも老朽化した物に関しては無理と考えた方が良いでしょう!
  水洗いを行うには、条件が揃わないとローターエレメントの寿命を縮めてしまいます。
  サービスマンの確認が必要です。

Q.ローターエレメントの目詰まり状態を確認する方法はありますか?

A.表面の粉塵はゴムシールやエアシール等によって、ある程度除去されるので目詰まりの判断基準には
  なりません。問題はエレメント内部です!内部の状態を簡単に確認するには、片側から懐中電灯等の明かりで
  照らした時の状態で判断できます。
  反対側から見て殆ど明かりが見えない時は、閉塞状態で早急に清掃が必要です(場合によっては更新)
  多少明かりが見える時は、目詰まり状態です。(清掃をお奨め致します)ハッキリと明かりが見える時は、正常です。
  *納入時は、エレメントを挟んでお互いが見るとお互いの目が見える位に綺麗なんですよ。

Q.全熱交換器ユニットの簡易点検方法は?

A.先ずは全ての運転を停止して下さい(注:ブレーカーを落として下さい)。
  静かな状態になったら人力(手)でエレメントを回転させて下さい。
  何処かでキシミ音・ゴロゴロ音・金属音等の音があるか確認してください。異音も無くスムーズに回転する場合は正常です。
  回転が重い時や異音がする場合はサービスマンによる点検が必要です。
 一度、ご相談下さい。

Q.駆動Vベルトが切れそうなのですが、自分たちで交換出来ますか?

A.各メーカーにより駆動方式が色々あるので、一概にはお答えできませんが可能なタイプもあります。
  一度、ご相談下さい。

Q.駆動モーターが動いたり止まったりするのですが、故障ですか?

A.
全熱交換器の制御方式によって、熱交換が必要で無い場合には回転を停止させる事があります。制御盤にて手動運転をし、
  運転する場合には問題は無いと思います。*確認後は自動運転にて使用願います。

Q.ローターの軸受けが破損してしまい現在停止中です。余り運転していないので、このままで良いでしょうか?

A.省エネ効果や換気量を考えないのであれば(給・排気設備も停止)問題は無いと思いますが、
  給排気ファンを運転しローターエレメントを風が通過する場合には、エレメントに粉塵付着・カビ発生等の症状がでて
  悪臭の原因となりますのでお勧め出来ません。軸受け部の修理は可能ですので、一度ご相談下さい。

Q.機械室内に設置してある全熱交換器なのですが、扉が狭く更新が出来ないのでは?

A.ローターエレメントの更新は、分割が出来るので扉や点検口に合わせたエレメント製作は可能です。
  又、ユニットやカセット交換時は現場調査が必要ですが、やはり分割が可能ですのでご相談下さい。

Q.大変古い全熱交換器で、メーカーを調べたのですが見つかりません。部品等の交換は可能ですか?

A.古い全熱交換器の同じ部品供給は無理な物もありますが、同等品(他メーカー)の物や製作品にて対応は可能です。
  一度ご相談下さい。

Q.全熱交換器の状態を見て欲しいのですが、調査費はかかりますか?

A.原則として、現場調査は無償にて行います。遠方の場合には交通費等の負担をしていただく場合が御座います。

その他、わからない事が御座いましたらお気軽にお問合せ下さい。

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